2015年5月 台風6号ノウルの進路予想図 予想進路と気を付ける事

今はまだ冬が終わった5月というのに、フィリピン沖で台風6号が発生しました。現在勢力はかなり大きく、このまま進むと日本上陸の可能性も否定できません。予想進路を見ると、12日火曜日から13日水曜日にかけて日本に接近する予想です。現在九州南岸には前線も発生しており、前線と台風とで大きな影響をもたらすかもしれません。今後の気象情報に十分注意を払うと共に、12日から13日に移動や外での大規模な仕事がある人は、少し予定を遅らせるなどの対策を取った方がいいかもしれません。

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リアルタイムの台風情報は米軍の台風情報や気象庁の台風情報が便利ですよね。でも、米軍の情報は英語でわかりずらいですし、気象庁の情報は正確だけれども少し堅い感じがしてとっつきにくいと思っている人も多いのでは？今回ご紹介するのは、両方のいい所を取ったようなサイトです。グーグルマップを使って台風のリアルタイムの情報と今後の台風予想を色分けしてわかりやすく表示しています。今回の台風6号ノウルはこのように表示されています。⇒ こちら

台風の接近が発表された際に注意する事をまとめてみます。私は九州より南の島に住んでいたことがあり、何度も大きな台風をこの体で経験しています。まず一番大切なのはこまめな情報収集です。今はスマートフオンやパソコンがありますので、台風の予想進路があなたの居住地に入るようであれば、特にこまめに台風の進路や強さをチェックするようにして下さい。雨や風は突然強くなります。また、海沿いの方においては、台風の接近に伴って気圧が下がりますので、海面が上昇する場合があります。気圧が1ヘクトパスカル下がると、海面潮位が約1センチ上がると言われています。また、接近時の潮位も注意する必要があります。大潮の満潮時であればさらに注意が必要です。風が強く吹くと風の方向によっては波が高くなり、高くなる状況によっては更に沿岸地域に被害をもたらす恐れもあります。いずれにせよ、早め早めに情報収集し、対策を講じることが必要です。一番の高潮台風対策は、安全な場所への避難です。

台風の接近とともに注意する事は沢山ありますが、とにかく最悪の事を考えて行動しましょう。台風が来そうだと思う以前に、非常食と飲み水、トランジスターラジオを入れた非常持ち出し袋をあらかじめ用意しておきましょう。このようなものがおすすめですね。非常用持ち出し袋36点セット　リュックタイプの防災セット 最悪全てのライフラインがストップしてしまい、家に閉じ込められた場合でも、水さえあれば何とか生き延びることができます。台風が来ることが予想図からわかったのであれば、風呂の水は抜かないで取っておくようにして下さい。トイレにも使うことができます。また、家の外を見まわして、飛んでいきそうなものは片付ける、必要に応じて補強をする、などの対策も有効です。

台風も特性があります。今回の台風6号ノウルは、日本の南側にある前線も影響して、多量の雨をもたらす可能性もあります。大雨で警戒しなければならないのが土砂災害です。近年の地球温暖化で、かつての歴史からは信じられない程の雨量が観測される可能性が十分あります。今までは何ともなかった地域でも、土砂崩れの可能性があります。この雨は局地的な場合もあります。とにかく大切なのは、危険を感じたなら勇気を持って非難すること、そして更に大切なのは、日ごろから町内会などに参加し、向こう三軒両隣、地域のつながりをしっかりと作っておくことです。

話が飛んで申し訳ないのですが、私は東日本大震災を経験しています。その経験からですが、災害時にはハンディーポータブルラジオ
と懐中電灯
がとても役に立ちました。ライフラインが遮断され孤立してしまと、スマホの電気もすぐになくなり電話も使えなくなります。頼みの綱は情報です。電池で聞くことのできるラジオは、とても役に立ちます。また、一日の半分は夜であり、災害はいつ何時発生するかわかりません。真っ暗になってしまった際、懐中電灯は非常に重宝します。常に備えておきたい道具の一つです。

台風接近において一番大切な事は、とにかく最新情報の収集につとめ、自分の住んでいる地域が台風の予想進路に入っているようだったら、早めに避難を決断し、避難をすることです。周りに人がいるのといないのとでは、安心感が違います。それに伴って、常日頃から隣近所や町内会などの地域の輪も大切にする必要があるでしょう。日本は数々の災害に見舞われて来ましたが、みんなで助け合ってここまで乗り越えて来ました。出来る限りの備えをし、迅速に行動することによって、あなたの生活は守られるのです。