せどりとは
せどりとは、古書を仕入れ、再度販売して、利益を得る商売です。あなたが行うことは売れるだろう本の見極め、売れる本の仕入れ、そして販売、ネットを使って行うのであれば発送作業もあります。忘れてはならないのは、あなたが稼げるようになった場合の経理処理です。せどりは古物商の許可が必要で、古物商として商売をするには、古物台帳を付ける必要があります。いつどこで何をいくらで仕入れ、その本がいつどこへどのような方法でいくらで売れて誰に発送したのか、全てを記載しなければなりません。
せどり 稼ぎたいなら
せどりで稼ぎたい気持ちはわかりますが、まずはじめに落ち着いて考えて下さい。あなたはせどりで月にどの位の利益を得たいと思いますか?仮に3万円とするなら、いくら位の利益の本をどの位の量取り扱わなければならないのかを考えてみましょう。まず、ヤフオクでも楽オクでもモバオクでもアマゾンでもいいですが、人々が中古本として購入する単価を見てみましょう。レアな商品でないかぎり、それほど高くはないものです。仮に一冊の本を売買して500円の利益が出ると仮定します。そうすると、月に3万円の利益を得るには、何冊取り扱う必要があるでしょうか。簡単ですよね。30000÷500=60 60冊扱う必要があります。
せどり 全ては売れない
せどりを生業としているせどらーでも、仕入れた本やCD全てを販売するのはほぼ不可能です。仮にオークションで低価格スタートで出したとしても、思ったほどの食いつきはないのが現実です。ですから、仕入れた商品を全ては販売することはできないのです。ある程度、あるいは、かなりの在庫を抱えながらの商売となることを覚えておきましょう。小さめの本ならいいですが、例えば百科事典や文学全集などを仕入れた場合には、保存するための場所がかなり必要になると同時に、探しやすくする工夫も必要になってきます。せどりは在庫管理もかなり大変です。
せどりの現実
オークションに出せば、ある程度の価格が付いていたのは過去の話です。現在はオークション参入への障壁も低くなり、誰もが簡単に個人売買を行えるようになりました。これは何を意味するかというと、ライバルが多いというだけではなく、市場が限りなく飽和状態に近づいているという証拠に他なりません。具体的には、あなたが「これは値段が高くつくだろう」と思った商品が既に出品され、落札されないでいる確率が高いのです。せどりでは、仕入れの際に見極める力が必要です。常にアンテナを張り、何が市場で求められているのかを把握しておくことも大切です。
せどり 発送
せどりで販売した商品を発送する際、かつてはクロネコメール便が大活躍していました。現在は新書関連の取り決めが曖昧な事から、クロネコメール便は廃止になってしまいました。メール便に代わる商品も出ましたが、規約ではオークションなどでの商品の発送には使えない事になっています。あなたが長い目で商売を行うつもりなら、このような決まりはきちんと守る必要があります。郵便局のレターパックライト(青いパッケージ、追跡あり、ポスト投函)が350円、定形外も可能だとは思いますが、重さによってはレターパックライトの方が安くなる場合もありますし、定形外は郵便局か時間外ならゆうゆう窓口まで持って行かないと発送ができません。発送はかなり難しい状況となっているのが現実です。
せどりで稼ぐには
このような状況を踏まえ、私はせどりで稼ぐのはかなり大変だと結論します。取り組むのは簡単です。ある程度の資金があれば、簡単に行うことができるでしょう。ですが、その先には思うような価格で売れない、在庫を抱えてしまう、発送が大変、仕入れが高い、人気商品がわからない、経理がメンドクサイ、などの悩みが出てくると思います。前向きになれるなら、成功している人、俗にせどらーと言われる人の情報を見てみると良いでしょう。彼らはいつも考えながら行動しています。ニッチな市場を知っているかもしれませんし、商品を安く仕入れるルートを開拓しているかもしれません。自分で発送するのが嫌であれば、アマゾンのFBAを利用する方法もあります。在庫保管や発送の手数料がかかりますが、AmazonのFBAを利用しているせどらーはかなりいるようです。
せどり 準備
せどりをはじめるにあたって、仕入れや販売、プラットフォームの使い方など、当初は誰かに教えてもらった方がいいかもしれません。ですが、このような情報は稼ぎに直結するものであるため、誰もが気軽に話してはくれません。ブログなどもありますが、やはり肝心な所は書かれてはいないでしょう。それはそうです、情報を安易に流してしまえば、ゆくゆくは自分が困ってしまうからですよね。このような稼ぎに関する情報が欲しいのであれば、少しだけお金を出して成功者から情報をもらうのも一つの方法です。このような情報が販売されていますので、あなたがもし自分に自信がない場合は参考になさってみて下さい。 ⇒ せどりのマニュアル