リスクの神様はどんなドラマ?
リスクの神様はテレビドラマ初出演の堤真一さん主演による本格社会派ドラマ。企業を陰から支える危機管理専門家の活躍を描いた珍しい作品です。偽装や隠ぺい、粉飾決算や個人情報流出などといった企業による不祥事や、不倫、置換冤罪などの個人トラブルは瞬く間にインターネットを介して拡散し、その火消しがとても大変な時代になっています。たった一度の過ちが個人や企業の信頼を一瞬にして失墜させてしまうこともあります。リスクの神様は、このようなトラブルに巻き込まれてしまった会社や個人、そして家族を救う、知られざる危機管理専門家たちのお話です。
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この物語の主人公は西行寺智(さいぎょうじ・さとし)。テレビドラマ初主演の堤真一が演じます。西行寺はかつてアメリカで危機管理の仕事をしており、数々のトラブルを解決してきました。その偉大な実績からリスクの神様 the God of the risk と呼ばれています。海外での手腕を認められ、日本の最大商社サンライズ物産の「危機対策室長」として雇われる事になりました。西行寺は大学時代に単身アメリカに渡り、弁護士資格を取得、その後は大手企業のトラブル対応の仕事をしていました。その経験を元に独立し、アメリカならではの法律やスポーツ、化学やはたまたミサイルの分野まで幅広い知識を持っています。西行寺は仕事において慎重ではあるけれども、目的のためならその手段を選ばないというような強引さをも持ち合わせています。危機に陥った時はたった一つの物しか守る事はできない、という強い信念を持ち、トラブルの際には逃げ腰になっている人を鼓舞し、どんな権力にも負けることなく、多くの関係者の人生を救うために自らの知識を捧げます。
西行寺を演ずる堤真一さんは、個人的にはNHK連続テレビ小説マッサンの、鴨居商店社長の役が思い出されます。意外な事に、テレビドラマへの出演は数々あれど、主演は初めてなのだそうです。堤さんはその表現力の高さを評価され、数々の賞を受賞されています。日本を代表する俳優である堤真一さんの演技が今から楽しみです。
リスクの神様 ヒロイン
物語リスクの神様におけるヒロインは神狩かおり(かがり・かおり)。戸田恵梨香さんが演じます。西行寺が危機対策室長として雇われた日本企業、サンライズ物産の女性総合職です。数か国語をマスターしているバイリンガルであり、同級生の中では一番の出世頭。契約を取るためならどんなことでもすると噂のキャリアウーマンですが、性格が強い事から仕事上のトラブルが絶えません。次世代型のバッテリー「LIFE」を生島電機と共同開発し、新会社を立ち上げたのちに出向、その会社の役員に抜擢されました。平穏な日々を送るも会社のイメージ商品であるLIFEバッテリーがリコールを伴うトラブルを起こし、その流れから、西行寺と一緒に危機対策室で働く事になります。
主役である堤さんとヒロイン戸田恵梨香さんは、テレビドラマでの共演ははじめてとなります。
リスクの神様 見どころ
タイトルの文字通り the God of the risk リスクの神様の称号を持つ、伝説とも言われる危機管理専門家の男と、キャリアを積み上げ順調に出世街道を邁進していたにも関わらず、突然の製品トラブルで出世争いから脱落してしまった気の強いキャリアの女。この二人がどのように掛け合い、物語を作り上げてくれるのか、今から楽しみです。堤さんも戸田さんも日本を代表する俳優であり、主役とヒロインがどのようなキャラクターになり何を見せてくれるのか、今から楽しみです。
リスクの神様 キャスト
堤 真一 戸田 恵梨香 森田 剛 古田 新太 志賀 廣太郎 山口 沙弥加 満島 真之介 平 幹二朗 田中 泯 吉田 鋼太郎 小日向 文世
スタッフ
脚本 橋本 裕志 企画 成河 広明 加藤 達也 プロデュース 高丸 雅隆 演出 石川 淳一 製作 フジテレビ、共同テレビ 製作著作 共同テレビ