同窓会の知らせがきた
40代も後半になると、子育てもひと段落つくのか、先日中学校の時の同窓会のお知らせが来ました。笑屋という所のシステムを使っていて、画期的な案内文でした。すぐさま思ってしまうのは、このようなシステムは大丈夫なのか、ぼったくられないのか、という事です。いろいろと調べてみると、テレビなどでも紹介されており、なかなか優秀なシステムだということがわかりました。喜び勇んで登録、ステータスを出席にしたまではいいものの、この同窓会、いろいろと考える所あります。
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うちの親父の例
うちの親父の例をご紹介します。うちの親父は義理堅く、中学校の同窓会に年中出席していました。ですが、ある時を境に殆ど行かなくなりました。理由を聞くと、付き合いは金がかかるから、という、少し悲しい理由でした。それはそうです、同窓会はただではありません。今回システムを使ったこの同窓会の会費は、7000円です。私は地元東京から出て宮城県で暮らしていますので、週末の交通費がプラス2万円、二次会があるならプラス4000円、どうせなら実家にも寄ってということになれば、3日位は家で仕事をすることができなくなります。一度は出席の返事をした私ですが、オヤジのようにお金がかかるから行くのを辞める、という事になるかもしれません。開催はもう少し先ですが、もしかすると行かないかもしれません。
悪いのは自分自身
この年になれば、大抵は暮しも落ち着いていて、経済的にも問題なくらしている人が多いと思います。私は自分で会社を辞め自営業をしていますが、生活はかなり苦しい状態が続いています。借金を返すために借金をするような感じで、売り上げもいい時、悪い時があり、安定していません。黙っていてもお金が入ってくるシステムを構築できているならいいのですが、一日一日を大切に仕事をしていかないと、借金が増えるばかりで、経済的にはもちろん、精神的にもかなり苦しくなります。旧友達に会いたいのはやまやまですが、自分の生活が落ち着くまで控えようか、借金をしてまで行くのはどうなのだろうか、という葛藤が始まっています。というより、殆ど8割方、キャンセルしようかと思っているのが現状です。
システムはスゴいけど
笑屋というところの同窓会のシステムは素晴らしいものです。SNSが立ち上がり、コミュニケーションをとったり、画像を共有したりすることができるようになっています。費用は同窓会の費用に含まれており、今回は7000円の中にこのシステム利用料が入っているとのことです。私たちの世代だと誰もがネットに明るくはなく、中には登録できない奴もいるみたいです。一方で更に数か月先に予定されつつある高校の同窓会は、全てが手作りです。こちらは何度も開催されており、私も殆ど出席しています。男子と女子の幹事が一人ずつおり、連絡してくれています。幹事に負担がかかっていますが、彼らはかなり無理をしてでも連絡をこなしてくれています。この時代ですから、写真なども共有したい反面、個人情報も心配です。私はHP製作を買って出て、幹事が頑張ってくれているのだからと無償で写真が閲覧できる会員制のHPを作り、写真をアップしました。手作りですから、会費も抑えられ、とても楽しい時を過ごす事ができました。
全ては私自身
お金がないから出席できないと言いたくはないのですが、実際問題そうなってしまっているのが現実です。交通費を含めて3-4万の出費と3日のブランクが、今の私にはとても辛く感じています。商売が上手く行き、経済的に余裕があればいいのですが、現状は生活していくのがやっとです。借金の底もそろそろ見えてきているような状況ですので、これ以上増やしたくはありません。無理をしてでも出るか、と考えれば、やっぱり今の私には、自分の仕事を立て直すことが先決だという結論に達しつつあります。このように同窓会のシステムが立ち上れば、何年かおきに開催されことでしょう。今回は参加を見送り、次回までに生活に余裕を持てるよう体制を立て直し、その上で出席するのがベストだろうな、という結論に達しました。皆さんは今、同窓会の案内が来たらどうしますか?