ライザップ 健康コーポレーション 瀬戸健社長

ライザップが絶好調!

あのコマーシャルでおなじみのライザップが絶好調です。通常のジムが会員獲得に苦しむ中、ライザップの会員数は右肩上がりに増え続けています。

プライベートジム【RIZAP】

 このライザップの経営には、いくつかの秘密があります。そして私は、この会社を経営する健康コーポレーションの社長と直接お話をしたことがあります。その印象から、今回のライザップの成功を紐解いてみたいと思います。

キーワードは広告宣伝費

ライザップのテレビコマーシャルが印象に残らないと言う人はいないと思います。「あんな風になれるのか」「うそじゃないか」という声も聞かれる半面、短期間での結果を出す、結果にコミットする事がいかに重要かを教えてくれますよね。あのTV広告ですが、裏には様々な仕掛けがあります。通常のジムを経営しようとすると、プールを備えたり、交通の便がいい一等地に店を構える必要があったりで、かなりの経費がかかります。ところが、このライザップは、「いつまでにこれだけ痩せる」という目標を明確にすることで、このあたりの経費を抑える事に成功しています。

フィットネスクラブとの違い プールがいらない

 大規模フィットネスクラブには、大抵プールがあります。健康維持や減量のための筋トレとプールは一体になっていてこそ効果がある、というような風潮がありますが、ライザップは「痩せるための筋トレ」だけにこだわり、プールを使いません。コスト面でもかなりの節約ができています。

一等地に建てなくてもいい

 フィットネスクラブは交通の便が良くなければ繁盛しないと言われています。一等地に建設すると、それだけ家賃が高くなり、コストがかかります。ライザップは完全予約制ですので、混雑が起きないばかりか、一等地に建設しなくても集客がしっかりとできるのです。

宣伝費が取れる

 このように、通常のフィットネスクラブとは違い、目的をハッキリさせ短期間で取り組むことによって、今までのジムとは全く違った集客ができており、そのことが経費の節約に繋がっています。経費が少ないので浮いた分を広告宣伝費に使うことができ、あのようなテレビ広告が打てるという、好循環になっています。

プライベートジム【RIZAP】

社長の人柄

私はライザップを運営する健康コーポレーションさんとお仕事を一緒にしたことがあります。その中で特に強く感じたことがあります。私は自分のメディアを使って健康コーポレーションの商品を紹介していたのですが、社長は広告費には投資を惜しまない、広告してくれる人、自社製品を宣伝してくれる広告母体をとても大切にしている人だなと感じました。実際に話をしてみても、自分が水泳が好きだとか、プライベートな事までもいろいろとお話して下さり、初対面なのにいい人だなと思いました。優しいながらも、ビジネスに対しては貪欲な方で、その貪欲さもよくあるようなツンツンしている感じではなく、いかにして広告に力を入れるかを考えているような、広告をする私たちに対しての態度はとても腰が低いもので、こんな社長もいるんだな、と思ったものです。商品ももちろん研究されたものですが、社長のお人柄もまた、成功の要因の一つだと思います。

プライベートジム【RIZAP】

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