カーナビがバッテリーの負担になる

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カーナビがバッテリーの負担になり、エンストする?

楽しいゴールデンウィークはマイカーでお出かけという方も多いと思います。カーナビは今やドライブに必須のアイテムになっていますね。でも、貴方の車の状況によってはバッテリーの負担を増し、最悪の場合はエンストしてしまう事もあり得るのです。そんなばかな、とおっしゃる方も多いのですが、こちらのデータをご覧ください。

JAFの出動要因第一位はバッテリーのトラブル

データで見るロードサービス、平成22年度のロードサービス救援依頼内容(JAFロードサービス主な出動理由「TOP.10」)によれば、出動回数が一番多いのは、バッテリーの過放電です。キーの閉じ込みやタイヤのパンクかと思った方も多いと思いますが、バッテリーのトラブルは何と救援作業全体の35%にものぼります。この事はすなわち、バッテリーが車の中で一番トラブルを起こしやすいということです。

バッテリーが過放電になる とは?

車にはエンジン始動の為のバッテリーが付いています。このバッテリーは、エンジン始動だけではなく、車の電気全体を管理しています。車の電気の発電はエンジンとオルタネーターという部品によって行われ、バッテリーに蓄電されます。バッテリーには容量があり、通常の使用であれば問題なく作動するように設計されていますが、様々な条件が重なると、使う電気が蓄えてある電気を超えてしまいます。バッテリーのトラブルは、あなたの車が電気を作れる量と使う量の不釣り合いから発生する事が多いようです。夏場の渋滞時は特に、電気を使う量が増えます。どの装備が一番電気を消費するかご存知ですか?

バッテリーを消耗する電装品ランキング

一番電気を使うのはエアコンです。ミニバンなどの比較的大きな車をエアコンで冷やすのには、それなりの電力を使います。ですが、ミニバンはこの事を考慮し、それなりのバッテリーを積んでいます。通常の範囲でエアコンを使用しているのなら、バッテリーが上がる事はありません。エアコン以外の電装品を使い、条件が重なってしまうと、バッテリートラブルが起きやすくなります。エアコンに次いで電気を消費するものは、ブレーキランプです。JAFのデータは平成22年のものです。この頃はまだ、LEDのストップランプが出始めた頃だったかもしれません。でも、注意するに越したことはありません。渋滞時にはブレーキを踏み続ける事をできるだけ避けて、こまめにニュートラルにシフトしてサイドブレーキをかけるように心がけてみて下さい。ブレーキランプに次いで電気を使うものはリアデフォッガーです。雨天時に使う方も多いと思いますが、思いのほか電気を使います。渋滞時にはリアデフォッガーは使わないほうが賢明です。リアデフォッガーの次はヘッドライト、ワイパーと続きます。例えばこれらの電気を全て使っていると、通常走行でも発電量と供給可能量が逆転し、最終的には電気がなくなってしまいます。夜、渋滞、雨、のろのろ、エアコン稼働、などの要因が重なった時は、少し車の使い方を変えることが大切です。具体的には、こまめにライトを消す、ワイパーは自分が我慢でき、なおかつ危険ではない範囲での使用を心掛ける(渋滞時にハイでの連続使用などはできるだけ避ける)、エアコンは風力をできるだけ絞る、ブレーキを踏んだままの状態をできるだけ作らないようにする、リアデフォッガーはどうしても必要な緊急時以外は使わない、などの対策をしてみて下さい。ちなみに記事タイトルのオーディオ関係ですが、ワイパーをハイで使用する際の電力の10分の1程度のものです。オーディオやナビは考えている程電気を食いません。大切なのは、今までお話してきた、それ以外の電装品の使い方、車の操作自体なのです。

バッテリーのメンテナンス

バッテリーは一か月に一度程度点検するとよいでしょう。バッテリーの点検は目視を中心に行います。まずは全体を見て、過度なふくらみや変形、割れが発生していないか見てみましょう。バッテリーには液を補充するためのキャップが付いています。これらの隙間に腐食物やごみが溜まっていないかを確認しましょう。バッテリーには二つの端子があります。この端子に専用部品が金具で固定されています。この部品がしっかりと固定されているかを確認しましょう。錆や腐食物などが出る場合があるので、もしそうなっていたなら、一度取り外してワイヤーブラシで清掃し、元に戻しましょう。バッテリー液も大切です。液のレベルを確認し、少ないようだったら専用のバッテリー液を補充します。各種道具やバッテリー専用液などは、ホームセンターのカー用品売り場や、オートバックスなどのカー用品専門店などで販売されています。

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