寒さはいつまで?
月曜日18日の早朝、東京に大雪をもたらした南岸低気圧は現在北海道にあります。19日、紋別では30cmもの雪が降り、今日明日と学校は休み、嵐となっています。一方東京は19日の気温は7.7度と暖かいものの、湿度は24%と、超乾燥状態が続いています。今回の南岸低気圧は明日明後日位で日本への影響はなくなる予想ですが、実はこの南岸低気圧がとんでもないものをもたらすかもしれないのです。
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ひまわり8号からの画像
新しくなったひまわり8号からの画像を見ると、大陸に筋状の雲があるのに加えて、太平洋の南にも同じような雲が確認できます。通常日本の冬は大陸からの筋状の雲が発生しますが、このように太平洋上にも現れることはありません。ひまわり8号の画像からは、日本列島が筋状の雲に覆われていることが確認できます。
爆弾南岸低気圧がもたらす、次の低気圧
18日は関東に雪をもたらし、19日現在北海道にあって、記録的な台風並みの嵐をもたらしている低気圧。この低気圧が実はとんでもないものをもたらす可能性があります。この低気圧は明日か明後日には日本から遠ざかりますが、あまりに勢力が大きいせいで、日本上空の気圧配置に影響をもたらします。具体的には、この低気圧が移動後、大陸からの高気圧が日本列島に向かって、例年よりも幅を広げて伸びてきます。その高気圧のへりを通るように、南からの暖かい空気が流れ込みます。すると、再び日本の南で低気圧が発生します。この低気圧が、今回と同じように発達し、再び同様の雪をもたらす予想が出ています。週間予報によれば、次の週末、23日から24日にかけて、関東を通過するかもしれません。レジャーをはじめとする外出を予定している方は、今後の天気の情報に十分注意なさって下さい。