清水国明の無人島暮らし 瀬戸内海に島を購入
清水国明さんと言えば、言わずと知れたアウトドアの達人ですよね。河口湖畔での生活にあこがれている人も多いのではないでしょうか?清水国明さんは先日、瀬戸内海の無人島を購入し、現在その無人島で自給自足の生活を送っています。果たして自給自足の生活ができるのかどうか、そして、私たちがやってみようと思うとき、それは現実に可能なのか、また、島を購入した価格などにも触れて行きたいと思います。
著者について
こちらの記事を書いている私は、かろうじてプロ野球に同じ年の現役選手がいる世代です。都会に生まれ育ちましたが、自然が好きで十数年前に田舎暮らしを決意し、とある島に土地を購入、そこにキャンピングカーで生活していました。行ったり来たりしましたが、約二年にわたって島生活をしていました。清水国明さんとは経歴も持っているお金も違いますが、人間として自然と一緒に暮らしたい、という考え方は同じです。結局現在は結婚したカミサンの実家に住んでいます。この事実との考察はページの最後でお伝えします。
無人島の価格は?
私もとある島の土地を100坪持っています。バブルの時期でしたが、価格は390万円、電気と水道の負担金を合わせて420万円でした。当時は羽振りが良かったので、愛車を売りとばして購入しました。対する清水国明さんの土地ですが、瀬戸内海に位置しています。価格は友人からの購入で2000万円。妥当ではないでしょうか?私の土地は住宅を建てて下さいとばかりに地元不動産やさんが開発した土地でしたが、清水国明さんの無人島は違います。文字通りの無人島で、水も電気もありません。果たして大丈夫なのでしょうか?
水は地下水、電気は太陽光発電 ガスのみが不足
水は地下水を掘り当てて問題なく使用しているそうです。電気は今はソーラー発電が普及してきたので、パネルを設置しバッテリーに充電する事で殆どまかなえるといいます。灯油やガス類だけはどうにもならないので、これらの燃料類は内地から持ち込んでいるそうです。食事はまさしく自給自足で、海に行けば釣りができますし、野菜を栽培して、ほぼ、食に関しては自給自足ができているとのこと。気になる住居は、自分で建てたそうです。この辺りはさすがですよね。何件も家を建ててきたノウハウをお持ちですので、自分の家など朝飯前なのだと思います。素人が移住して家を建てようと思うと、とてもお金がかかります。坪いくらという計算になりますが、仮に20万円で20坪でも400万円です。田舎に行けば行くほど単価は高くなり、延べ床面積は狭ければ狭いほど単価が高くなります。清水国明さんの全ての予算は、土地を購入し、家をたて、ソーラーシステムから何からを全て含んで5000万円です。大前提として無人島という事がありますが、都会から少し離れた所に一戸建てを買える価格でもありますね。
清水国明さんの自給自足の現実
清水国明さんいわく、自給自足はできているとのことです。野菜は自分で栽培し、鳥を飼い、魚を食べ、食べること、生活する事には何一つ不自由しない生活を送られています。素人である私たちが理解しなければいけないのは、清水国明さんの資金力と、ノウハウ、そして、タレントであるがゆえに経済的余裕があることです。通常無人島暮らしに5000万円も捻出する事はできないでしょう。それが可能なのは、清水国明さんがタレントとして積み上げてきたノウハウ然り、それに伴い構築してきた資金調達の方法が確立されているからに他なりません。私はある程度の貯金を元に島暮らしをはじめましたが、自給自足がほぼできても、素人の場合は生活にお金がかかります。通信費や交通費などは必ずかかってきます。島暮らしに挫折した私が個人的に考察するなら、この自給自足生活は資金とノウハウがある清水国明さんだからこそ可能になっているのであり、素人が挑戦しようとするなら、失敗する可能性が高いということです。素人の私たちはあくまでも夢の中にとどめておき、少々辛いかもしれませんが、毎日をきちんと生きて行くようにしたいものです。
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