スキレットを知っていますか?
今日のあさイチで、スキレットが紹介されていました。スキレットって何だかご存知でしたか?それでは、ダッジオーブンと言葉を変えましたらどうでしょう?スキレットは鉄製の調理器具の事で、フライパンや鍋があります。
スポンサードリンク
今、家庭で密かに流行しているらしい、とのことですので、流行に乗り遅れないようにその魅力を探る事にしましょう。まず大前提として、維持管理が少しメンドクサイです。メンドクサイのが嫌な人には向いていないかも?でも、それ以上の見返りを私たちに与えてくれるのがスキレットなんですね。その魅力とは何なのでしょう?どうして流行っているのか知りたいですよね。
スキレットは鉄でできている
鉄製品は、日本人の文化を陰で支えてきました。今、中国人の間で密かに人気がある、東北地方で作られてきた南部鉄器などは、その代表的なものだと思います。日本人は繊細かつ正確な技術で鉄を加工し、その美しさを楽しんで来ました。また、少し異次元かもしれませんが、日本刀も鉄を加工したという意味では同じかもしれません。刀剣乱舞というゲーム(とうらぶ)が女性の間で流行っていますが、やはり私たちのどこか奥底には鉄を愛する気持ちがあるのだと思います。鉄製品の大きな特長として、錆対策があります。スキレットも鉄ですから、放置しておくと錆びてしまいます。ですので、使用後は簡単にメンテナンスする必要があるんですね。ここが、今までの鍋やフライパンと少し違うところです。食洗器ではい、おしまい、とか、強力な洗剤を使ってごしごしとか、そういうことをしてはいけないのですね。
スキレットの手入れ方法
まず、手入れをしっかりとすれば100年以上持つ商品であることを覚えておきましょう。そうすれば、手入れも楽しくなるというものです。義務感にとらわれることなく、楽しんで使って下さい。使用後は水洗いをして、水気を取った後、軽くサラダ油をなじませます。これが大原則です。サボると錆びてきます。洗剤をつけてごしごし洗ってはいけません。厳しい汚れがついてしまった時は、スクレパーナイフなどでこそぎ落としてから洗います。キャンプなどで使った後も同じです。長い間使わない時は、新聞紙に包んでおくといいですよ。
スキレット どうして流行っているのか?
人間と鉄製品には、目に見えない、お互いを惹きつけあう力があるのだと私は思っています。手入れをすることで長く使うことができる、それだけでうれしいじゃないですか。実際に料理してみるとわかりますが、スキレットを使って調理したお料理はおいしくできます。普通のフライパンとは熱の入り方が違うのだと思います。メーカーにもよりますが、スキレット大手のLODGE製品は、厚さが5mmもあります。鉄ではありますが、石焼のような感覚もあります。熱が徐々に入り込むことによって、他の調理器具にはない抜群の熱制御力をもたらしますので、素材の美味しさを最大限に引き出すことができるのです。また、一度温まれば冷めにくいので、温度管理もしやすい、初心者でも美味しく料理が作れるのです。また、蓋のあるタイプなら、蓋自体に自重がありますから、蓋をするだけで圧力がかかり、硬い素材を美味しく調理することができます。また、これからはキャンプのシーズンになりますが、アウトドアでもスキレットは大活躍。少し重いのはご愛嬌、それ以上の幸せをあなたにもたらしてくれるのがスキレットなのですね。